参加者の声

研修「話すことと聴くことのポイント」感想 2017年12月(地域包括センター)

2017年12月15日、広島市内の ある地域包括センターにて、「話す」「聴く」をテーマに、
相談員の方を対象とした研修を行いました。

 
<自分に対して気づいたこと>

・人に対して、私ってこういう人なんだよって伝えたい気持ちを自分が持っていることに気づきました(ワークをした時)

・話すだけでなく、聞き方にもクセがあること。
聞く時、話が長い場合まとめることが苦手な傾向があるのは、内容を記憶することに集中しすぎているのだと分かった。

・緊張すると、話すのも聞くのも、おろそかになってしまう。

・相手の言いたいことを正確に聴くことの難しさ、相手に正しく伝えることの難しさを、実習を通して学びました。

・他人が話したことをうまく理解できず、そのままの言葉で言おうとして、話し手の意図が分かっていなかった。
一語一語正確にではなく、ある程度話し手の意図を理解できるようになりたい。

・言葉そのものを受けとめ、内容と違うことがある。

 
<一番役に立ちそうなことは何でしょう?>

・相手が伝えたいことで重要な部分は、事実というよりは気持ちの部分であること。

・人は、真に自分が思っていることや感じている事、伝えたい事を、必ずしも明確にまとめられているわけでもなく、的確に言語で表現できるわけでもない。
傾聴しながらのコミュニケーションの中で、その作業が進んでいくならば素敵だなと思いました。
人のことを分かろうとすることで、自分自身が明らかになってくる、援助者自身が、自分の人生が豊かになっていくと感じる日々です。そう感じてもよいものなのでしょうか…

・話を聞く時、緊張することが多いが、話す人が明確に表現できることはほとんどないと思うと、気持ちが楽になり聴きやすくなる。

・相手の伝えたいことを理解し、代弁をする。そこから解決に向けて相談者と一緒に考えていく、という姿勢を学べました。

・主観を入れないで、出来るだけフラットな状態に自分をもっていっておかないと、人の話にフィルターをかけてしまうこと。

・相談を受けると、相手の相談事・困っている事を解決してあげないといけない、答えを出してあげないといけないというプレッシャーを感じますが、相手の“気持ち”をしっかり聴くことを、今後さらに大切にしていきたいと思いました。

・言葉や、話されていることを覚えるのではなく、どんな内容かを明確にして理解すること。

・聴く時に、その人の気持ちの部分に一番焦点を当てる。

・事実・気持ち・計画のうち、気持ちの部分を拾うことが最も大切であるという見方に感銘を受けました。改めて、その大切さに気づきました。

・言葉の裏にある気持ちを知ることができると、人との距離が縮まると分かった。

 
<感想など>

・他の人が傾聴したり、しているところを見られる場面が少ないので、いい経験になりました。

・うまく聴く、話す、をできているか不安に思うことが多かったですが、自分は何ができていないのか演習をしながら気づくことができました。