参加者の声

アサーション・トレーニング ベーシックコースに参加して 2017年12月

<このコースに参加して、アサーティブな自己表現について、どのようなことに気づきましたか。>

・自分自身の素直な気持ちを述べる事、相手の懐にとび込む事の難しさに気づき、これには練習や訓練が必要だ!と思いました。

・自分のことをノン・アサーティブだと考えていた私でしたが、実はアグレッシブな思考を持っていたことに気づかされました。演習においてDESCの「C」における、Noの想定がすぐに考えられなかったことからも、そのように感じます。きっとこれまで、アサーティブであろうとはするものの、心のどこかで、「めったに発言しない私が、勇気を振り絞って発言しているのに、尊重されないなんで…」と歪んだ思考から、さみしさからの見えない怒りを自分の中にため込んでいたのだと思います。

 
<自分の自己表現について、今後、より深く検討してみたい点、練習してみたい側面にはどのようなものがありますか>

・やはり、苦手な方との(職場で)関係を、より良くしていきたいです。主に、上司や後輩も。なので、相手を不快にさせずに、相手に対し、こういう関係を築きたい!と素直に話せるようになりたいです。苦手意識や、相手に対するビクビク、オドオド…相手の発言に一喜一憂するのが嫌です。
今回は職場でのことばかり話しましたが、主人に対する接し方で、もっと主人の話、言っている事をよく聴き、攻撃的にならず、穏やかに尊重して接する事が出来たらいいなと思っています。

・DESCのCにおける,NOを想定したやり取り,また,アグレッシブな自己表現をされる方とのやり取り(DESC)について練習してみたいと感じました。
研修中の話し合いにおいても,他のメンバーと私は少し意見が異なるのではないかと感じることがありました。しかし,そのことを伝えるきっかけも作らず,確かめることもせずに時間がきました。メンバーのNOの反応が気になっていました。現在の職場(部署)においても,同様の場面が多くあると感じます。

 

<コースについての感想>

・今回参加することが出来、非常に刺激になりました。本当にありがとうございました。授業の進め方なども非常に分かりやすかったです。ただ、私の理解力では、まだまだ引き続きクラスを受けて深めていかないと、実際的に、実践できないのでは…と思います。

・「アサーション・トレーニング さわやかな自己表現のために」を読んでの研修参加でしたが,読書においても自分のフィルタ―をかけて読み進めていたことがわかりました。研修では,基本的人権としてのアサーション権の重要性について教えていただき,軸を持って考え,自信をもって表現できるようになりたいと強く感じました。研修後,最寄りの本屋で「アサーション・トレーニング 深く聴くための本」を購入して参りました。2日間の学びを振り返ることができ,大変参考になっています。