参加者の声

アサーション・トレーニング ベーシックコースに参加して(2019年2月)

1.このコースに参加して、アサーティブな自己表現について、どのようなことに気づきましたか。

・自分自身に非主張的な自己表現が多くあり、自分の気持ちに蓋をしていたような気がしましたし、自分自身の気持ちを大切にしてこなかったことにも気づきました。

・人権としてのアサーションを学んで「自分も素直に表現してもいいんだ」と確認し、気持ちが楽になりました。

・感情を起こすきっかけは他者の言動・物事など外から与えられるがそのきっかけで起こす感情は自分のものであり、他者のせいではないということを知り、今までは自分自身のせいだと思っていたので少し楽になりました。

2.自分の自己表現について、今後、より深く検討してみたい点、練習してみたい側面にはどのようなものがありますか。

・ロールプレイを通して、できるスキルにまで身につけたいと思います。例えば、こちらのことを快く思っていない相手(この場合、上司や相手先の役職者)と、不快な感情から仲良くなりたい関係性に変化させたい。

・「断る」ことの難しさを感じているので、自分なりに掘り下げて、さわやかに終われる断り方ができるようになりたい。

・実際の出来事を想定したグループワークを行うと、とても理解しやすいので、それを行いたい。

3.コースについての感想

・時を忘れるぐらいはまった内容で楽しく、わかりやすい講義でした。

・流れが関連づいていて、理解しやすかったです。また、項目ごとに、振り返りを行い、それをグループで共有することで、自分では意識していなかったことに気付けたことが多くありました。

・アサーションのことはあまりわからないまま参加しましたが、最後まで飽きることなく学習し続けることができました。楽しく学ぶことができて大変満足しています。ありがとうございました。

4.その他

・私は人に頼まれたら断れない性格で、昔から仕事を抱え込むことが多く、最近では「まだ終わらないの?」とか、「提出期限を守って貰わないと!」と言われることも有ります。上司からは「あなたの評価が下がるのよ!」と、働き方改革を前面に押し出され困っていました。今回、アサーションを学び、断る権利や、断るときの表現方法を知ることができました。今日からは意識してお互いが気持ちよく仕事ができるようにアサーティブに表現しようと思います。

・個人ワークの後に必ずグループワークをすることで、学びが深まりました。また、このグループワークの意図・目的は・・・ということを説明してくれたので、自分が今、何を学んでいるのかが理解しやすかったです。

・一年前受けていても忘れていることが多く、いろいろなことを再び考えることができました。イメージができるよう机にでもメモしておいておきたいと思います。