参加者の声

キャリア開発&ストレスマネジメント研修 感想(高知医療センター)2019年10月

<自分に対して気づいたこと>

・「~すべき」と考える事が多いため、自分自身もストレスで相手に求めてしまっている部分があり、すぐにイライラするのだと思っている。「~だと良い、~良い」と考えられたら良いと思うが、それがすぐにできない自分にもストレスを感じていると気づいた。

・同僚先輩の目を気にしてノンアサーティブになりがちですが、自分の気持ち・考えを大切にしながらチームで取り組むためには、アサーティブが大切だと分かったので、少しずつ変えていけたらと思います。

<一番役に立ちそうなことは何でしょう?>

・個人的に印象に残ったのが、“適度なストレスは人生のスパイスになる”という部分で、私は少しでもストレスになることがあるとすぐにイライラして害しかないと思っていたので意外でした。自分にとってはストレスと感じていないことも(引越しとか結婚となど)も、実はストレスになっているという事が判明したので、今後はストレスと上手に付き合っていかなくてはいけないなあと思います。アサーションの講義の中で自分はいつも、ノン・アサーティブな対応ばかりしている事があり、それがストレスを発生している要因の一つかもしれないと思いました。自分も相手もストレスが少なく過ごせるように、今後は、”自分のことをまず考えるが、相手を十分考慮する“アサーティブな対応を行い、ストレスに対処していけたらいいなと感じました。

・様々なテーマでグループワークを行いましたが、人それぞれ感じ方・考え方が様々でした。自分と違う意見だと不安に感じてしまいがちですが、講義を受けて、違いを受け入れる事が大切だと学ぶことができました。違って当たり前だという風に考えることで、自分が意見を述べる際も伝えやすくなるのかなと思いました。講義の中にでてきたストロークはコミュニケーションの中で大切なことで、役に立つなと思いました。

・私自身、ストレスを感じる出来事があった場合、自分の中でためこんでしまい、落ち込んだり前に進めなかったりすることが多々ありました。ストレッサーとストレス反応の間には“評価”がある事を学び、考え方を少し変えてみたりすると前向きな方向へと持っていけるのではないかと思いました。人によっては同じ条件でも感じるストレスの度合いがちがうのはこのためなのかな、と思い今後の自分に活かしていきたいと思いました。

<感想など>

・短い時間だったかと思いますが、アサーションからストレス、ストロークと本当に盛りだくさんの内容を教えていただき大変有意義な時間でした。また、同僚の考えを直接知ることができたのもとても貴重でした。自分の考えを再確認するというのも大切ですが、周りの考えを聞いて、新たな物事の見方を学ぶことができるのはとても楽しいことだなと気づくことができました。

・普段こんなにゆっくり自分を見つめ直したり、相手の内面をさらけ出してもらうことはないと思うので、自分自身を知り、また同僚の話を聞くとても良い機会になりました。みんなそれぞれの思い、考え、意見を持っている事が分かったので、補完し合いながら一緒に頑張っていこうと思います。

・大学生の頃にアサーションについて軽く学びましたが、今回先生の講義を聴き、そして看護師として働きだした自分を重ねていくと、アサーティブの必要性についてより明確に理解できました。専門家として一生働いていく上でストレスとの付き合いは重要なものであると考えています。患者さんを支えながら、人に支えられて生きている私にとって、自他尊重のコミュニケーションを身につけることは、心身ともに健康に生きていく事につながると思いました。今回とても生きていく上で大切なお話を聴かせて学ばせていただいたと思います。