参加者の声

2022年7月17日 18日 アサーション・トレーニング ベーシックコース

1.このコースに参加して、アサーティブな自己表現について、どのようなことに気づきましたか。

・アサーティブに自己表現をするのは権利だということ、そしてそれを使うかどうか選んでよいということが印象に残りました。そして、非言語的な部分も含めて、アサーティブになれないときの自分の考え方の癖が人間関係を作る上で大きく影響していることもあらためて気づきました。自分を理解して、自分を大切にすることがアサーティブに表現する上でとても大事なことだと思います。これからもアサーションを学びながら、自分への気づきを深めていくことができたらと考えています。

・これまであまり他人と衝突することが少なかったので自分は勝手にアサーティブに生きていると考えていました。しかし今回参加をして、自分のことを振り返る中で、無意識の内に相手に合わせて攻撃的もしくはノン・アサーティブ、たまにアサーティブと使い分けていたことに気付きました。そのため“してあげている”と勝手に思ったり、“やらされている”と思うこともありモヤモヤする時はそこから来ていたのだと考えました。大事なのはどんな考えや行動でも無意識ではなく、自分が選択し決定したことだと自分自身が自覚していることだと分かりました。色々なことに自分自身で選択して決めていると思えると、自分の人生を生きているのだと純粋に感じられました。

・物事は1つでも、それを表現する方法によって感じ方、伝わり方が違うため、自己表現の方法としてアサーティブが必要と感じました。

 

2.自分の自己表現について、今後、より深く検討してみたい点、練習してみたい側面にはどのようなものがありますか。(実習コースに参加すると仮定して記入してください)

・自分がアサーティブな表現をしようと試みても、他者否定の形でコミュニケーションをとってくるタイプの人に対して、どのような自己表現やコミュニケーションをとることが自分にとってぴったりくるのかということを考えてみたいです。いろいろな人のコミュニケーションやアサーションのパターンを参考にしながら、自分の癖とその理由も見つめ直し、自分にとって大切にしたいコミュニケーションの形を考えていけたらと思っています。

・色々なことを気にしすぎてしまい、伝えたいことを妙に謙遜してしまったり、婉曲表現になってしまうと感じる時があります。伝えたいことを自分も相手も気持ちよく、かつ核心がブレないような伝え方ができるといいと思っています。

・自分が“こうしたい”という気持ちが強く意志を通そうとしている時があります。相手との話し合いの中でお互いが納得できるように伝え方や捉え方など検討してみたいです。

 

3.コースについての感想(学習方法、流れ、進め方、教材などについて)

・理論的な部分から総ざらいできた感じがして、とても満足のいく内容でした。オンラインだったせいもあってか、少し疲れてしまった部分もありましたが。質問する時間も設けてもらって、質問もできたのでありがたかったです。次の実習コースにも日程の都合がつく時にぜひ参加したいと思っています。

・とても分かりやすく学ぶことができました。

・大変分かりやすく、流れ、進め方なども良かったです。

 

4.その他(意見、注文、気づいたことなど)

・自分で選んだことですが、オンラインでの受講だったので、他の参加者の皆さんと直にコミュニケーションがとれなくて、少し寂しい感じも持ちましたし、気を遣わせてしまったかなと思っています。やはり現地で受講して、コミュニケーションをとりながら一緒に学ぶということに大きな意味があるようにも思えたので、次回参加するときは現地で受講したいと強く思いました。

・開催していただきありがとうございました。相手の話を聴くことが、心理士の基本ですがまだ数年しか働いていない中で、日々の業務に追われ“ただ聞く”になってしまう時もあったと反省しております。相手の話をしっかり聴き、自分自身の気持ちや考えも日常から大事にしていこうと気づくことができました。