参加者の声

ストレスマネジメント研修 感想(高知医療センター)2018年1月

<自分に対して気づいたこと>

・ノン・アサーティブなコミュニケーションを取っていた。相手と違う意見を言うと、関係が壊れてしまうのではないかと思っていた。「何を考えているか分からん」と言われるのはそのためだと気づいた。より良い関係を築くために、自分の考えも素直に伝えていけるよう努力したいと思う。

・意図せずディスカウントなことをやっていることに気づいた。
子どもから肯定的なストロークをたくさんもらっていることに気づき、患者さんやご家族からもたくさんもらえていると思った。

・日々ストレスが溜まっていると感じていたけれど、今回の対処方法で、自分が何にストレスを感じているのかが分かりました。自分よりも患者さんを優先しすぎていること、それにより、仕事が終わってからのストレスが大きいのではないか…と考えました。受け取り方を変える方法を、すぐには難しいかもしれないけれど、実践したいと思いました。自分のことも、もう少し大切にしようと思いました。

 

<一番役に立ちそうなことは何でしょう?>

・自分が安定するための時間を持つこと、ストレスは一日で解消するという考え方は持っていなかった。仕事から帰宅しても否定的ストロークやディスカウントが多く、ストレスはたまる一方のように感じていた。仕事終わりに音楽を聴いたり、コーヒーを飲んだり、リセットして肯定的ストロークの割合を多く持って仕事と家庭での時間を過ごしていきたい。

・ストレッサーがあることで過剰なストレスになるのではなく、自分の評価(認知)で変化するということが分かった。自分の捉え方を変えたり、ストレス解消法を用いたりして、その日のうちに解決できるようにしたいと思う。

・今日からでも実践したいと思ったのは、自分のために時間・お金を使うことを惜しまないこと。自分の心の安定は後回しだったので、目から鱗だった。
職場においては、ストロークを発するということが大事だと思う。肯定的なストロークを受けたら嬉しいし、否定的なストロークも自分を育ててくれているんだと受け取ることができた。これが広がれば、とても働きやすい環境になると思う。

・自分の判断で、攻撃的にもアサーティブにもなるということに驚きました。
家族に対しては自分の意見なども正直に言えるけれど、職場でどう発信していくか、考えたいと思いました。「自分はこう!」となかなか言えていないということに改めて気がついたので、気をつけたいと思いました。後輩たちも言いにくい環境にあるかもしれないので、間に入っていけたらと思いました。

 

<感想など>

・同じように働く方々が、どのようにストレス対処したり、できていないこともあったりすると知ることができて、自分だけじゃないと安心したり、今度この方法でストレス対処してみようと思ったり、とても勉強になる時間を過ごせました。少し心がほぐれたような気持ちです。

・最後にグループメンバーに対してプラスのストロークを渡したこと、もらったことは嬉しかったです。久しぶりに自分が評価され、言葉で伝えてもらうことに感動しました。

・自分を振り返る機会も今まであまりなかったので、とても良い時間を過ごせたと思う。講義の内容も、ただ説明を聞くだけでは頭に入りにくいが、自分の思ったままに書けたり、それを情報交換する方法も、付箋を使って行うということが初めてだったので、最初から最後まで楽しく受けることができた。