参加者の声

広島大学歯学部 アサーション特別講義感想 2019年11月

<自分に対して気づいたこと>

・ノンアサーティブ、攻撃的、アサーティブの中で自分はノンアサーティブな行動をとりがちだと思った。自分の中でそれが良いと思ってしていたのだが、他人だけでなく自分も大切にすることがアサーティブであり、それが長期的な人間関係のためには良いと思った。また、私の友達でとてもアサーティブな行動をとっている人がいることに気付いた。私はその人をズバズバ言う人だと思っていたが、その人と長く友人関係が続いているのは私とその人どちらも尊重した言い方ができているからだと知ることができた。

・意識せずに行使している権利があるということに気付いた。自他尊重のためには自分や他人にどのような権利があるのかを考え、相互理解につなげたい。また、言動には3つのタイプがあり、私は集団の中ではノンアサーティブであることに気付き、さらに友人同士でいるときに攻撃的になっていないか振り返る必要があることに気付いた。

・自分自身生まれた時から様々な権利を持っているはずなのに、言われるまで自分の中にあいまいなまま存在していたのではないかと気づいた。あいまいだったことも自分がノンアサーティブな傾向にある原因の1つだったのではないかとわかった。

 

<一番役に立ちそうなことは何でしょう?>

・相手の事を尊重した上で自分の感情や欲求を素直に攻撃的でない方法で表現すること(アサーティブなコミュニケーション)で、自身の精神的健康を守ったりコミュニケーションを活性化させることに役立つということ。相手に合わせるばかりでは自分にとっても相手にとっても最終的に良い結果にはならない。

・ものの見方、認知の話。私はmustで考えてしまうから、結果が出なかったらつらくなり、すぐ病む。でもbetterの考え方で少し気楽に考え、周りの人もそんな考え方だったら、もっと生きやすい世の中なのになあと思った。

・自分の認知のあり方しだいで、ある程度自分の感情のコントロールを行うことができるということ。相互理解の関係を構築することで心身ともに健康=安心できる環境を作ることができ、アサーションはメンタルヘルス不全の予防になるということ。

 

<もっと学んでみたいことは何ですか?>

・もっとアサーション権について知りたいと思った。アサーションの職場での利用例を知り、メンタルヘルスや燃え尽き防止について学んでみたい。

・相手、例えば友人、家族、先輩、先生などによって、ある人がどのように同じ出来事でも発言するか、その違いがなぜ生まれるか知りたい。

・自分にとってアサーティブな言動と相手にとってのアサーティブな言動が違う場合にどうすれば良いのか。また、それを見極める方法があれば知りたい。

 

<感想など>

・すべての人がアサーティブになる事は難しいと思うが、この考え方はだれもが持ってもいい人権であることを知り、自分の考えたこと、感じたことを表現してもいいことを知った。

・自分の感情や行動をコントロールするために認知を変えるとストレスが和らげられることを知れたので、使っていきたい。

・アサーティブであることは人それぞれ変わってくるということが分かったので、言葉だけでなく、気持ちや姿勢をしっかりした上でコミュニケーションをとっていこうと思った。アサーティブが何なのか人権などを通して知り、学ぶことができて良かった。