参加者の声

2021年6月19、20日 アサーション・トレーニング ベーシックコース

1.このコースに参加して、アサーティブな自己表現について、どのようなことに気づきましたか。

・これまで知識としては知っていた事の「なぜそうなるか」という意味が少し理解できた気がします。普段自分が色々な出来事に対して流されるままに行動していることに気が付くことができました。アサーションについてのアンテナを意識して、しっかりと責任をもって行動を選択することでより理想の自分に近づいていきたいという気持ちが高まりました。

・この2日間で、私ってけっこうノン・アサーティブだと気づきました。自分の気持ちに気づいていても、葛藤を避けるために表現しないことが多いです。結果がすべてではなく、アサーティブに表現することで自分の気持ちが変わっていくこともあるんだと大変大きな発見でした。

・アサーティブな自己表現ができるようになれば、仕事においても日常生活においても楽になると思います。しかし、人は自分と同じ状況にあって同じものを見ていても、同じ感じ方をするとは限らない。また、非言語的表現によっても違ってくる。注意しなければならないのは、「私はアサーティブにしているのに、あの人はしてくれなかった。」という感情。自分は変えられるが他人は変えられない。いくつになっても学び続けることが重要だと思いました。

2.自分の自己表現について、今後より深く検討してみたい点、練習してみたい側面にはどのようなものがありますか。(実習コースに参加すると仮定して記入してください)

頭ではわかっているけれど使い切れていないアサーション権やノン・アサーティブになりやすい思考、心理職であるという役割にとらわれてしまうことなどについてより深く考えて練習したいと思います。

・A→B→CからのDESCのスキルを身につけたいと強く感じました。5年ほど前からIT化により企業のあり方が変化してきました。メガバンクの50代以上の社員が数万人、その後上場企業数社でも人員整理が行われました。2020年、コロナの影響により益々企業のIT化が進みます。働き方改革によって働かない人たち、働けない人たち、一生懸命仕事をしたことがない人たちが増えています。中小企業は、大企業から弾かれたこの人たちに仕事を覚えてもらい一人前になるよう日々努力をしています。この時にこのスキルがあると、怒りが爆発する経営者側や困惑する新入社員側の両方に使えると思います。

3.コースについての感想(学習方法、流れ、進め方、教材などについて)

・順番に知識が深まっていく感覚があり、わかりやすかったです。私の理解が悪くワークの時にやることが理解できておらず他の方の迷惑になってしまうこともありました。ワークの時に例示があればよりわかりやすいと思いました。

・ワークの時間が長かったですが、あっという間でした。丸2日間が短く感じました。とても楽しい2日間でした。ありがとうございました。

・学習と実習でわかりやすかった。2日間では何となく理解はできたと思う。しかし、私は心理関係の仕事ではないので、日常生活においてアサーションを意識しての実践、反復演習を行うことが重要であると思いました。言うは易く行うは難しです。

 

4.その他(意見、注文、気づいたことなど)

・オンラインでのワークで自身の発言の後にリアクションが返ってこないことを不安に感じました。繰り返しのワークで関係性ができてくると気にならないのですが、リアクションの無さが不安の連鎖で関係の作りづらさにもつながるのかなと思いました。

・医療関係の他職種と接する機会はたくさんありますが、他業種の方と関わる機会が少ないので、Zoomでなければ、休み時間などにお話しできたのになくて残念でした。